幾霜::残日録::2013/08/15 (木)

 

移籍先を探しています。系統樹推定法やメタバーコーディング法などに詳しい研究者を探している方がおられましたらご一報下さい。

2013/08/15 (木)

[LaTeX] 赤の取り消し線と赤文字で変更点を示す - 23:05:27

 こちらのブログで紹介されている方法を採用した。ただ、リンク先はpLaTeX前提の日本語文書用。英語文書用に色々改変したのでここにやり方を書いておく。

 umolineをインストールして、umoline.styの77行目に以下の2行を加える。
\def\@umocolor{black}
\def\setumocolor#1{\edef\@umocolor{#1}}
178行目を以下のようにする。
\rlap{\textcolor{\@umocolor}{\vrule\@height\UMO@height\@depth\UMO@depth\@width\@tempdima}}
181行目を以下のようにする。
\textcolor{\@umocolor}{\leaders\hrule\@height\UMO@height\@depth\UMO@depth\hskip#1\relax}}
188行目を以下のようにする。
\def\UMO@sspace#1{\textcolor{\@umocolor}{\vrule width\z@\nobreak\UMO@skip{#1}\UMO@charloop}}
そして、ブログ記事で提供されているproofread.styをダウンロードして、jumocolorをumocolorに置換。jumoline.styもインストールする場合は、記事のパッチを適用して、proofread.styはjproofread.styと改名して保存。

 使い方は、ソースのプリアンブルで
\usepackage{color}
\usepackage{umoline}
\usepackage{proofread}
と記述し、修正点を赤で示したファイルはこのままコンパイルすればよい。修正点を反映させたファイルはプリアンブルに
\noproofreadmark
を追加してコンパイルする。削除部は\delspan{削除部}と書き、追加部は\addspan{追加分}と書く。数式の削除部は各行の各辺を\strikemath{数式}と書き、さらに数式全体を消すときは\delspanx{}で囲む。数式の追加は\addspan{}でよい。数式に1行だけ足すような使い方は知りません。

 めんどくせーな。

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