幾霜::残日録::2005/04/21 (木)

　ふー、このまま降り続いたらまた籠もらなあかんところやった。

　とりあえずGenBankからEF-1αの配列をどばっと取ってきてNJツリーとか描いてみる。過去の研究から分かってはいたがどう考えてもおかしい系統樹になった。ということで試しにMrBayesでやってみる。ぜーんぜんダメ。櫛状にしかならない。18Sとか28Sを長ーく読むしかないかなぁ。問題はこれらの領域は偽遺伝子化したものが各所に散在するので読んだデータが本当にその領域なのか怪しくなるということか。EF-1α全域っつー手もあるけどそれでも多分足りへんやろなぁ。

　ということで、既に解決方法は出てますよ＞某氏。リンク先は英語ですが、日本のAppleサイトでもそのうち出てくるでしょう。とりあえず方法を知りたいならITmediaの記事に日本語で書かれてます。

　なんか大学の先輩が微妙に関わっているので見てくれと初回放送後に連絡が来たのでネット放送で見てみる。微妙。初っ端の語りがキモい。普通引くやろあれ。主人公の姉の別れ際のせりふも微妙。直球勝負といえば聞こえはいいけど。それが微妙のままで終わるか最高の導入だったということになるのかはこれから決まる。今のところキンゲの絵柄のロボットアニメとしか。とりあえず第2回目以降の放送は録画予約しておいたのでしばらく見てみる予定。

　3日は午前中爆睡。午後から用意。カセットコンロとかを会場に運ぶ。5時半に某所集合。いつもより参加者多し。6年ぶりに会う人とか。とりあえず焼肉食いながら近況報告など。就職率低っ! そしてファミコンでくにおくんとかスーファミでマリオカートとかやる。懐かしいなぁ。っていうかもうコツや操作方法を覚えてないっつーの。他のみんなは結構覚えていたようです。信じられん。私が忘れやすいだけ? 日曜日なのが災いし、みんな翌日色々あるようで日付が変わる前に解散。
　4日。実家に戻りだらだらする。体調崩す。
　5日。体調なお悪化。布団に籠もる。
　6日。体調悪いので夕方まで布団に籠もる。帰りの名古屋からのバスを予約済みなので夕方仕方なく名古屋へ。9時半にバスに乗って仙台へ。

　終わり。なんかこれは書き留めておく必要も無かったか。結局体調崩してサンプリングに行けなかったのが残念。

　先日うちの教官と少々相談。
　とりあえず修論の内容から拡げるとするとアプローチは3つある。一つ目は空間スケールを拡げること。要するに中国朝鮮半島東南アジアアメリカのサンプルを使って進化史を描く、というもの。二つ目は分類学的スケールを拡げること。目全体の科・亜目間の系統関係がまだ十分に把握されていないのでそれを目指す、ということ。もしくは同じ場を生息域としている別の目を扱ってみるのも一つの手でしょう。三つ目は生態学的スケールを上げること。要するに群集スケールの話に持って行くということですが、それは現状ではデータ不足過ぎて無理でしょう。
　というわけで空間スケールか分類学的スケールを拡げようということになるわけですが、どうしたものか。空間スケールを拡げるのはサンプリングにかかるコストとサンプリングの許諾関連で面倒だなーということで分類群を拡げる方向に傾きつつある。