幾霜::残日録::2007/10/03 (水)

　SSHログインして入力操作が必要なソフトを使っていると、切断時にプロンプトに復帰できないのが難点でした。Screenを使うとそれが簡単にできるということでGentooに入れてみました。

　使い方は簡単。設定は標準のままであれば、SSHログイン後、

screen
hogehoge foo bar

という感じでソフトを起動する前にscreenを起動しておくだけ。ソフト移動後に切断し、再度SSHログイン後、

screen -r

でhogehoge foo barのプロンプトに戻ることができる。この他にも複数のターミナルをX無しに扱えたりとコンソールでよく作業する人には便利な機能が満載。

　これでMrBayesのMCMCの追加もSSH経由でできる。screen無しでも、計算を始めてから切断することで単に計算させるだけなら問題無いんですが、screenが無いと計算の追加世代数を指定するプロンプトが出ずに終了してしまうので都合が悪いんですよね。最初から計算量を決められれば苦労しないんですが、そんなことは滅多に無い。

　前回から2年しか経っていないんですが、ゴミの分別が厳しくなって不幸があったときだけ一時的に立てる灯篭の回収がしてもらえなくなったそうです。木とガラスと金属を分けて、細かく切った上で処分しないといけないらしい。墓苑脇のゴミ回収所には置かないでほしいとのこと。分けた後はそこで回収くらいなら立ててもいいんですが、そこまで厳しいとさすがにもうやめておこうかという話に。ゴミの分別の徹底で文化が失われたり変質していくのはちょっとどうかと思う。そのうち分別が楽で簡単にゴミに出せる灯篭を開発する業者も出てくるかもしれませんが、その頃にはもう灯篭を立てない文化が定着している予感。